志道会は町田 相模原を中心に活動している空手道場です。

2011-04-17 (Sun)

空手の其の場突きの稽古について

ボクシングパンチの練習では、オンガードホジョンで足のスタンスを決め体重移動と腰の回転の練習をしますが空手も同じ構えに似た練習のしかたがありますが拳法や空手は中国の少林寺拳法から伝えられていますので多くの稽古生が練習するために狭い場所でも稽古が出来るように平行立ちによる突きの練習が多くありますが其の中で勝れている立ち方がナイファンチ立ちが最も勝れていることが私の経験で解ります。

突きもボクシングパンチも最初に力が伝わる箇所は足であり大地を素早く蹴り其の反動で体が前に移動しますので腰の回転と共に腹筋を縮め背筋を伸ばしその動作がひとつの動作となつた時、破壊力となり一撃必殺となる突きが生まれます。

ナイファチン立ちの突き方は、スキーのボーゲンと同じ立ち方で足で大地を蹴るのに勝れており足の力の伝える動作がしやすく腰の回転力があり突きにたいして力の伝達がしやすいので試してください。

空手、拳法、ボクシング、も同じ理論でサンドバックや巻藁突きの練習をしますが其の中で熟練者が取り入れた突きのトレーニングは突き3割、引きが7割の練習をすると早い突きができ連続突きがしやすくなるので必ず各道場で練習すること。

立ち技の多い格闘技では、相手に掴まれた時、普段練習をしていないので体の反応が遅いので簡単に投げられることが多くなりますが多くの空手道場の先輩がたは日本柔術家と共に研究し空手の組み手や形の動作に取り入れてありますので必ず稽古をつむこと。